CEFR準拠での目標設定と評価を取り入れることは待ったなし!
文科省がCEFRを活用した日本語教育の参照枠を提言して以来、これを学習目標と紐づけた授業を行うことが必須となっています。つまり、実践的なコミュニケーション能力の重視に舵を切ったと言えます。但し、ひとつの目標に対して、学習者の能力進展状況は千差万別。たとえば、それのどこからがB1.1と言えるのか? 筆記テストのようなある意味わかりやすい線引きとは大違いです。この評価を任された教育機関の悩みは、どこでも同じようなものではないでしょうか。
では、どうやって参照枠に基づいた評価ができるの?
結論から言うとフツーにできます。但し、参照枠ベースの評価基準である限り、曖昧さは当然残ります。それでも、実践的であろうとする大きな狙いの前に、多少の曖昧さには目をつぶる。そういうマインドを持っていただきたいです。就労職場が欲しいのは、その職場に相応しい「おおよそ何ができるか」という能力であって、厳密なデジタル査定ではありません。私たちは「誰がやっても比較的ブレずにレベル評価ができる」ように、日本語の特徴も織り込みつつ、参照枠に新たな解釈を加えていきました。
大きな「目標設定」と「評価」の仕事を講師の手に取り戻す
はい、講師らがしっかりと評価に関わることが重要であり、そのために学習者一人ひとりに対する総括的な査定評価にCEFRグレードを活用する手法を追求しているのです。しかし、テスターのような役割が広がらなければ絵に描いた餅。だから、この実用的な評価基準をより多くの講師のみなさんが理解し、実践練習することが必要です。
テスターのイメージを持てたら、目標設定、評価、そしてその先が実践力へと直につながっている感触を味わうことが可能です。基準の習得と言ってもイメージを理解するだけなので、まずはほんの数日間でOK。なんだかワクワクしませんか?
お客様に何を目標とするべきかを伝えてください
新たな到達目標と評価は就労職場の上司にも必ず理解されます。そしてそのお客様は120%納得するはずです。職場の役に立つ人材像がイメージできるからです。それでもJLPTのN3やN2を目標にしたいとは絶対に言いません。
なので、安易にお客様の要望に流されず、専門家として正しい助言を与えることが肝要です。そして、講師の皆さんが蓄積したノウハウをその方向性に沿って吐き出してください。
そこで、このパラダイム・チェンジのお手伝いをさせていただけませんか? まずはメールでご連絡ください。
お客様・学習者・講師の三者が納得する最良の解決策がここにあります。